映画『いとこ同志』感想

こんにちは。今回はフランス映画『いとこ同志』を見ました。

こちらも以前感想を書いた『気狂いピエロ』と同じヌーヴェルヴァーグの映画の一つです。

気狂いピエロは逃避行劇でしたが、こちらは青春の甘酸っぱい感じです。

人間の思春期はいつの時代も違う国でも同じようなものなんだなと思いました。

個人的にはラストのシーンでのいとこの佇まいが印象的でした。

見てる側から推測してもいいんですけど即興演出のヌーヴェルヴァーグなので、どんな心情なのか気になります。

私の感覚だと慌てても良いし泣き叫んでも良いしと思うんですが、あれは悟ったのと複数の思考が巡ってるような。

私の話になりますが、静かな演技って逆に勇気が要りますよね。

派手な方がわかりやすいし映えるから、媚びないっていう開き直りが必要で。

それを許してくれる環境とちゃんと伝わる演技力が羨ましいです。

基本情報

1959年のクロード・シャブロル監督のフランス映画。

第9回ベルリン国際映画祭金熊賞(1番良い賞)受賞。

即興演出、同時録音、ロケ中心の撮影方法が特徴のヌーヴェルヴァーグのひとつ。

監督:クロード・シャブロル

脚本:クロード・シャブロル、ポール・ジェゴフ

公開年:1959年

上映時間110分

製作国:フランス

あらすじ

主人公のシャルルは進学のため上京し、パリに住むいとこの家に居候します。

都会の暮らしは刺激的で、ある女の子に恋をし苦悩する多感な青年の話。

まとめ

映画『いとこ同志』はヌーヴェルヴァーグ作品のひとつです。

現代の若者でも主人公のような境遇になり得るので共感しやすく見やすいと思います。

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